ここ数年、猫を飼いたいと思う人が増えて、犬を飼っている人を追い抜きましたよね。
猫好きさんなら、「うん、そりゃそうだよね」と思っているのではないでしょうか？
私もその1人です。笑
そして現在、コロナの影響で自粛生活で家の滞在時間も増えてペットを飼う人も増えているそう。
今、猫を飼おうかな？と考えている人に向けて、現在７匹の猫と一緒に暮らしている経験から、猫を飼う８つのメリット・７つのデメリットをお話ししますね。
猫を飼うメリット
私が感じているメリットは8つあります。
１. 猫が一緒だと寂しくない
私が初めて猫を飼ったのは一人暮らしをしている頃。
寂しいんですよね、一人暮らしは。＾＾；
もともと犬派だった私ですが、一人暮らしなので犬を飼うのは仕事で長い時間、留守番をさせるのは厳しいかなと思ったから。
猫はマイペースでどちらかと言えば構われたくないから、それであれば猫だろうなと勝手な思い込みで、偶然にも縁があった野良猫を保護してそのまま飼うことに。
仕事が終わると真っ先にアパートに帰ったものです。
（かなり猫優先の生活になりました笑）
猫を飼って寂しさも吹っ飛びました。
＊帰ってくるなり、犬のようにしっぽを振って玄関まで来てくれるなんてことは期待しないでくださいね。笑
2. 猫は散歩しなくてもいい！
私が一人暮らしで猫を飼う時『散歩しなくていい』というのも決め手のひとつです。
仕事して、満員電車に乗ってクタクタになって帰ってきてからの散歩・・・かなりキツい。
自分勝手と言われれば確かにそうなんですが、
「それなら散歩しなくて済む猫の方がいいじゃん！」
って当時はなりました。
猫は家の中でちゃんと運動します。笑
我が家の猫たちは、タンスの上に登ったり、部屋の中を縦横無尽に走り回ったりしています。笑
3. 犬ほど鳴かない
犬でも鳴かない犬種もいますが、猫より鳴くイメージが強かったです。
猫ももちろん鳴きます。が、声は犬より小さいですし、発情期の前に避妊・去勢をすれば発情期の時期でも鳴きません。
猫の鳴き声には、ちゃんと表現があって（甘えた声、怒った声、何かを要求してる声）ホントに可愛いですよ！
4. しつけ不要（特にトイレ）
猫は本能が色濃く残る動物です。
なので、猫の本能や習性を知ってしまえばその本能や習性に飼い主さんが合わせてあげれば良いだけです。
猫は砂のある場所で穴を掘って用を足し、埋めるという本能なので、猫砂を入れたトイレを準備すればそこに要を足してくれます。
私が一緒に暮らしている猫は、特にみんな教えなくても勝手にトイレに行って用を足してくれました。
猫の習性についての記事もありますので、こちらもどうぞ↓
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5. 猫は綺麗好きで臭くない
猫はとにかく綺麗好きです。
いつも自分の身体を舐めて綺麗にしています。
良いか悪いかは別として、我が家の猫はお風呂に入れていません。
理由は、
『とんでもなく嫌がる』から。
嫌がることをするのは猫にとってストレスになるので、なるべく嫌がることはしないです。
私がするのはブラッシングのみ。
モフモフしても全く臭くないんです！
6. しぐさに癒される
寝ている姿、モノをつかもうとして前足をクイクイと動かすしぐさ、爪とぎを一心不乱にする姿、ゴロンと寝そべるしぐさ、窓の外をジーっと見つめている姿・・・
挙げるとキリがありませんが、どのしぐさも癒されます。
7. 猫の『ゴロゴロ音』の効果がスゴい！
猫がくつろいでいる時や気持ち良い時、甘えている時に『ゴロゴロ』と喉を鳴らしますが、実はあの『ゴロゴロ音』、人間の副交感神経に反応して、リラックスした状態になって身体の緊張をほぐしてくれるんです！
この『ゴロゴロ音』は25ヘルツの低周波で、この低周波は幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌を促して、幸せな気分にもしてくれるそう！！
なんとなく気分がすぐれない時、愛猫と一緒にいると癒されるから気分も上向きになるんだと思ってましたが、『ゴロゴロ音』も要因の一つなんだと納得できました。
8.猫も 愛情をちゃんと返してくれる
猫はもともと単独行動する動物だし、マイペースで我が道を行くというイメージが強くないですか？
もちろんマイペースな部分はありますが（それはそれでまた可愛いです笑）飼い主さんが愛情をかけて接しているとちゃんと猫も愛情を返してくれます。
猫が愛情をかけてもらってる（もしくは好きな人）人に対して、
・名前を呼んだら毎回ではないけど（マイペースなので笑）返事をする
・外出から帰ってくると近寄ってきてスリスリする
・自分（猫）から近寄ってきて抱っこをせがむ、膝の上に乗る
・撫でてもらうと恍惚とした顔でゴロゴロいう
・抱いても嫌がらず黙って抱かれている
・名前を呼ぶと返事もしないし、来ることもないが、目を閉じるしぐさをする（猫の愛情表現です）、しっぽを動かすなど何かしらのリアクションをする
等々、「マイペース」「自由気まま」のイメージとは裏腹にちゃんと愛情を返してくれるんです♪
猫を飼うデメリット
現在、私個人としては猫を飼うデメリットはほぼ感じてないのですが、飼い始めの頃や猫の本能や習性を理解していない頃に困ったと思った点を７つ挙げます。
1. しつけ不要＝いうことを聞かない
犬と違い、猫は『しつけをする』イメージはないですよね。
猫は基本はマイペース、自由気まま、気まぐれなので、呼べば寄ってきたり、お手やおかわりはしないです。
（教えたらできるようになる猫もいるようですが）
逆にそこが猫の良さでもあるかなと思っているのですが、ただ、人間からみるといたずら（棚に上がって物を落とす、家具や壁で爪とぎ）も、簡単にはやめないです。
叱ったところで飼い主さんが嫌われるだけなので、飼い主さんが猫を叱ることがないように、先回りして環境を整えてあげるだけで、飼い主さんも愛猫もお互い幸せに暮らせます。
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2.トイレの掃除と・・・
これは猫に限らずペットを飼うとトイレの掃除は必要ですが、そのほかに猫は嘔吐します。
いつも自分で身体の毛を舐めて綺麗にするので、毛を飲み込んでしまっているんですよね。
それをたまに吐き出すんです。
（しょっちゅ吐くようなら病院へ）
あたり構わずなので、ベッドの上に吐く時もあれば、カーペットの上の時もあります。
なので、掃除の回数は増えます。
現在私は嘔吐されると、「洗濯しなきゃいけなかったタイミングだった！」とか「床拭いてなかったもんね」と、猫のおかげでいろいろなところが綺麗になるとポジティブに考えてます。笑
3. 猫は抜け毛が多い
猫の毛は毛先が尖っているので、洋服に刺さるような感じで付きます。
コロコロしても洋服に毛が残ったりするんですよね。
毎日ブラッシングしていますが、暖かくなってくると特に抜け毛が多くなるので抜け毛の処理は少し大変です。
黒い服を着ると特に目立ちます。
外出する時は出かけるギリギリまで着替えをしないようにしています。
4. いきなり大運動会
昼夜構わず、いきなり大運動会が始まって走り回ります。
我が家の４歳の猫は最近はほとんど大運動会はしなくなりましたが、他の猫は１匹が走り出すと残りの猫が走り出し、ドタバタします。
（大体明け方はほぼ毎日です）
この大運動会は狩猟本能が働いてその欲求を満たす行動のようです。
ただ、我が家の女の子猫は参加しないです。
男子と女子で違うのかもしれませんね。
5. 転勤族は厳しいかも
猫はテリトリー（縄張り）を確保してその場所で生活します。
猫にとって家がテリトリーになります。
その習性から環境が変わるのを嫌うんですよね。
知らない人がきただけで押し入れに隠れてしまったりするのも、自分のテリトリーに見ず知らずの人がズカズカ入ってきたという感覚なんですよね。
環境が変わることは猫にとって大きなストレスになりますので、転勤の多い人が飼うのは厳しいかもしれません。
6. 旅行はしづらい
１泊の旅行ならご飯を多めに、お水も何箇所かに置くなどの準備をすれば問題ないと思います。
ただ長期の旅行だとペットホテルや知人、動物病院に預けるのは、環境の変化を嫌う猫にとってストレスなので避けたいですよね。
旅行好きな人は同居する家族が面倒をみてくれるなら良いのですが、そうでなければ転勤族の人同様、厳しいかもしれません。
7. お別れの時がくる
ペットを飼うと全般に言えることですが、この時が1番辛いです。
「ペットロス」という言葉がありますが、本当に虚無感にとらわれます。
私は２匹の猫を亡くしました。
１匹目は天使になってすでに１５年ほど経ちますが、次の猫を迎え入れる気にはなかなかなれませんでした。
一人暮らしの時から結婚して子供ができた後もずっと一緒にいたので、居なくなった後の虚無感は半端じゃなかったです。
その時に「猫はもう飼えない」と思ったんですよね。
でも４年前に中学生だった子供にもせがまれて保護猫を２匹飼うことになったんですが。。。
そのうちの１匹が最近天使になりました。
まだ空に旅立って半年しか経っていません。
４歳になる手前でしたが、「腎不全」でした。
今でも思い出したり写真を見ると泣けてきます。
大体の場合、ペットが先に旅立ってしまいます。
なので必ずくるペットとのお別れも覚悟しなければなりません。
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最後に
私が現在７匹の猫たちと暮らしていて率直に感じる８つのメリットと７つのデメリットについてお話ししました。
デメリットに関しては、猫の本能や習性を理解すればデメリットと感じることはなくなると感じています。
そして現在、私が猫に対して思うことは
猫の存在そのものが神！
やることなす事、全て愛らしくて愛おしいと思えるまさに神的存在。
です。笑
飼ってみればわかりますが、猫を飼おうか考えている人はご参考にしていただけると嬉しいです。
そして猫との暮らしが、癒しと幸せに包まれた日々になることを心から願っています。
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