犬って名前を呼んだらそばに来てくれるし、一緒に遊んでくれるし、一緒にお出かけもできるし、いろんな芸も教えたらできるし。。。
そういう理由もあって、私は子供の頃から犬が大好きで、ずっと『犬を飼いたい!』と思っていました。
よその家の外飼いの犬の横で一緒に寝てみたり、親戚の家で飼っている犬を散歩に連れ出したり、両親にも犬を飼いたいとお願いしましたが残念ながら聞き入れてもらえず、『大人になったら絶対犬を飼うんだ!』と犬を飼うことを夢見ていました。
東京へ上京し、アパートで1人暮らしを始めて数年経った頃、いきさつはいろいろありますが、『猫飼いたい』と思いました。
犬を飼いたいけど犬は散歩があるし鳴く頻度も多いし、それに比べて猫だったら散歩しなくていいし、犬よりは鳴かないし、手がかからなさそう…
当時はそんな安易な気持ちでしたが、猫を飼いたい気持ちはどんどん膨れあがり、そしてまるで私が猫を引き寄せたかのようにある日、私のアパートの玄関の前に1匹の猫が座って待っていたのです。(実話です)
猫が警戒して、玄関開けたら逃げちゃうかな?と思いながらも扉を開けると自ら部屋に入ってくれました!
それから私とその猫の生活が始まるのですが、一緒に暮らしていくうちにどんどんどんどん猫の魅力にハマっていきました。
犬派から一転(犬も大好きですよ!)、猫派に変わり、現在7匹の猫と暮らす私が猫の魅力についてお話しします。
猫の見た目としぐさが愛らしい
猫の品種は何百とも言われているようですが、私が知る限り見た限り、見た目やしぐさが「???」と思うような猫に会った記憶はありません。
見た目
まずは大きい目が特徴的ですよね。
水晶のようなガラスのような…とても存在感があります。
目の色はゴールド、グリーン、ブルー、薄い黄色、茶色と何種類かの色がありますが、我が家の猫たちはほぼ薄い黄色です。
生後2ヶ月くらいの子猫が2匹いて、そのうちの1匹が薄いブルーですが、大きくなるにつれて色が変わるかもしれません。
実際、今推定4ヶ月の黒猫がはじめ灰色がかったグリーンだったのが今は薄い黄色になっています。
成長過程で変わっていく様子が見られるのもまた楽しみの1つですよ。
そして目のほかに耳、鼻、口の配置がなんとも絶妙なバランス!
「可愛い、愛らしい」の言葉がぴったりです。
身体も柔軟でしなやかな感じや、長毛の品種はとても気品があります。
毛色も多種多様で、それぞれ個性がでていて素敵だなと思います。
毛は柔らかく、モフモフで触るといつまでも触っていたい。。。
お腹のところに顔をうずめて、モフモフすると
「あー、幸せ!」
と声を出さずにはいられません。笑
我が家の子供は学生の頃、長期休みで帰ってくるなり、
「モフモフ不足解消だー!」
と言って、猫を撫で回したり、お腹に顔をうずめてモフモフし、
「あー至福の時間だ」
というのが通例となっていました。
しぐさ
普段7匹の猫を見ていて感じるのは
「みんな、ちゃんと自分が可愛いと思われてるって自覚してるでしょ!」
ってことです。笑
寝っ転がって手を伸ばして身体をひねってこっちを見たり、さっきは名前を呼んでもシカトしてたのにいつの間にか隣にいて、目が合ったら可愛い声で「にゃー」と鳴いたり、仰向けで本を読んでいるとお腹の上にちょこんと座ってみたり、手で顔を覆って寝ていたり…
もう挙げるとキリがないくらい全てのしぐさが可愛いです。
自分(猫)が可愛いことを熟知していてのその動作は
「あざと可愛い」
という言葉がぴったり!と思っています。
(私の個人的な意見です笑)
猫の肉球になんと!!
肉球も色々な色があり、ピンクだけだったり、ピンクに黒が混ざってたり、小豆色だったりして、この肉球がまた、ぷにぷにしていて可愛いのですが、肉球の役目はご存知ですか?
・獲物に気付かれないように足音を消す
・高いところから飛び降りた時の衝撃を和らげる
・猫が汗をかくのは鼻と肉球だけ。湿っている肉球は滑り止めになる
遠くにいたのに、いつの間にかそばにいてびっくりするなんてこともありますし、今まで隣にいたのにあれ?どこ行った?なんてこともよくあります。
全然足音がしないんですよね。
そしてこの肉球、後ろ足の肉球が特にわかりやすかもしれませんが、なんと!!
テディベアーの形に見えるんですよ!
機会があったら是非チェックしてみてくださいね♪
猫にはそれぞれ個性がある
猫というと『マイペース』というワードが頭に浮かびますよね。
マイペースはもちろん大前提ではあるのですが、ちゃんと個性もあるんです。
我が家の猫でいうと
・臆病
・好奇心旺盛
・お調子者
・警戒心0
・やんちゃ
・構われたくない、1人が好き
・甘えん坊
・気を遣う
このような感じです。
気を遣う猫は、他の猫が撫でてもらったり遊んでもらったりするのを遠目で見ていて、終わったら自分が来て撫でてもらうとか、自分が撫でてもらってる時に別の猫が来たら自分はサッといなくなるんです。
マイペースではあるけれど、そんな健気な様子を見るので胸がキュンとなります。
性格の変わる猫もいて、撫でられるのは好きだけど自分からはあまり寄ってこなかった子が、私が5日間ほど留守にして戻ってきたとたん、自分から甘えにくるようになりました。(その子は4才になる前にお空に旅立ってしまいましたが。。。)
まとめ
猫の魅力についてお話ししましたが、猫の魅力はまだまだたくさんあります。
しつけに手がかからないということも飼う側にとって魅力の1つとも言えます。
マイペースな性格や『ゴロゴロ音』が人を癒したりもします。
悪い部分はいくら考えても見当たらないのですが、強いて言うならオシッコやウンチのにおいが少し強烈かなって感じです。笑
ある時、我が家の子供が
「猫は人に可愛がられるために生まれてきたんだ」
と言ったことがあって、その時本当にそうだなと思いました。
結局行き着くのは、猫の存在そのものが猫の最大の魅力なんだと私は感じます。